WEBライティングは、ルールを覚え繰り返し書くことで誰でも上達できます。
なぜならWEBライティングは、センスのある魅力的な文章ではなく「読者に読みやすい論理的な文章力」が重要だからです。
この記事を参考にすれば、以下のことができるようになります。
- WEBライティングの知識が体系的につき、自信を持って執筆できる
- 細かなルールを理解し、どんなクライアントにも対応できる
- 質の高い記事を作れる文章力が身につき、WEBライターとしてスキルアップできる
記事を作る流れに沿ってWEBライティングの書き方を解説しているので、簡単に理解できる内容になっていますよ!
私は多くの書籍や有料動画、信頼できる方の記事を読みながらWEBライティングを学びました。
WEBライター・ディレクターとして、クライアント様からも良い評価をいただいているので、信憑性はあるかと思います。
WEBライティングの書き方は「読み飛ばし・拾い読み」が前提
WEB記事は紙媒体の記事とは違います。紙は熟読される前提で書かれますが、WEB記事の読者は読み飛ばしや拾い読みが当たり前。
なぜなら、読者が欲しいのは情報だけだからです。
たとえば、あなたが最新機能の付いた冷蔵庫に買い替えを検討しているなら、まず機能に関する情報だけを拾い読みするのではないでしょうか?
記事冒頭の冷蔵庫の基本情報は、ほとんどの人が読み飛ばすはずです。
以上のようなWEB記事の特性をうまく活用するには
- 見出しだけで内容を把握できるようにする
(見出しに結論まで書く) - 内容の厚い項目は見出しで分ける
(内容を見出しで伝えやすくなる) - 無駄な情報を省き、必要な情報だけを書く
(読者のストレスが減る)
このようにWEBライティングをおこなう必要があります。
すると、読み飛ばしても把握しやすい記事が完成するでしょう。
では、なぜ読者が読みやすい記事にするのでしょうか?
それは、読者への気遣いの他に「Googleの高評価を得るため」でもあるからです。
以下、Google公式ページでの一文。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
このように「読者ニーズを満たす記事=Googleに評価される記事」といえます。
読者が欲しいのは情報なので、シンプルで論理的な構成、文章が好まれます。
WEBライティングの書き方を5ステップで解説
WEB記事の特性がわかったところで、さっそく書き方の流れを解説していきます。
紹介する流れは、狙うキーワードが決まっている状態からのスタートです。
以下の5ステップで解説。
- ペルソナ設定をする
- 読者ニーズをリサーチする
- 構成を作る
- 本文を書く
- 校正する
WEBライティングで記事を作る全体像が理解できる内容ですよ!
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1ペルソナ設定をする
WEBライティングでのペルソナとは「記事を読む読者の人物像」のこと。
ペルソナを設定する理由は、読者の人物像を明確にし、求めている記事を作るためです。
たとえば、キーワードが「腰痛 治し方」だとします。
もしペルソナを設定せずに幅広い層に向けて記事を書くと「私のことだ!」と感じる読者は少なくなり読まれません。
一方で、ペルソナを設定し「50代の女性に向けて具体的に書かれた記事」の場合、ペルソナに深く刺さる記事になり読まれます。
とはいえ、「読者層を狭めるのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、ペルソナに最適化された記事が多くある現在、薄く広く書かれた記事に読者は価値を感じません。
主に使用するペルソナの項目例は次のとおり。
- 年齢
- 性別
- 居住地
- 職業
- 家族構成
- 収入
- 趣味
- 性格
- 目標
- 課題
必要に応じて項目を増減させてもよいでしょう。
確かにペルソナは重要ですが、初心者のころから時間をかけすぎると執筆までの負担が大きくなるので、ざっくりとしたものでも構いませんよ!
なぜなら、執筆メディアの特徴や読者ニーズのリサーチで自然とでき上がるからです。
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2読者ニーズのリサーチ
読者ニーズのリサーチとは「読者がキーワードに対して求めている情報のリサーチ」です。
読者ニーズは次の3つから読み取れます。
- 再検索キーワード・サジェストキーワード・類似ワード
- ライバルサイト
- 質問サイト
それぞれ解説していきます。
①:再検索キーワード・サジェストキーワード・類似キーワードを調べる
まず、必要なツールを準備しましょう。
- メモツールやマインドマップツール
(リサーチの結果を入力するために用意) - ruri-co
(類似率の高いキーワードを探すツール)
WordPressに直接入力すると、構成を作るときに順番の入れ替えがしづらいのでおすすめしません。
マインドマップツールで個人的におすすめなのはXMindです。
入力した内容の全体を見ながら簡単に項目を入れ替えできます。
それでは「再検索キーワード」「サジェストキーワード」「類似キーワード」をそれぞれ解説していきます。
再検索キーワードとは?
Googleの検索ページ下部に設置されており、検索したキーワードで問題が解決しなかったとき、次に検索されるワードです。
つまり「入力したキーワードで満たされなかったニーズ」といえます。
この再検索キーワードを満たし、上位記事より価値のある記事を作るのが目的です。
たとえば「WEBライティング」と検索すると
- WEBライティング 本
- WEBライティング 講座
- WEBライティング 練習
などが出てきました。
このことから「WEBライティングで成長するための本や講座、練習方法を知りたい」というニーズが見えてきます。
そして、このニーズを満たすキーワードも取り入れて、質の高い記事にするのが目的です。(上位記事より詳しく解説するなど)
サジェストキーワードとは?
サジェスト(提案)キーワードとは、Googleの検索窓にキーワードを入力した際に出る「出現頻度の高いキーワードの候補」です。
サジェストキーワードは、ユーザーによく検索されているキーワードなので、「狙うキーワードに対する具体的なニーズがわかる」という役割があります。
再検索キーワードとの違いは
- 再検索キーワードは「狙うキーワードの次に知りたい情報」「検索結果で満たされなかった情報」
=読者の隠されたニーズ(潜在ニーズ)や上位記事に足りない情報を満たす参考にする。 - サジェストキーワードは「多くの人が興味をもち検索される回数が多いキーワード」
=記事の方向性や読者の一番のニーズを満たすため参考にする。
アルゴリズムはGoogleのみぞ知るところはありますが、経験上このような認識で間違いないでしょう。
サジェストキーワードも、記事の見出しなどに取り入れて活用します。
また、サジェストキーワードは個人の検索履歴を反映するので、必ず「シークレットモード」で検索するようにしましょう。
類似ワードとは?
類似ワードは、狙うキーワードに対して類似率の高いキーワードのことです。
類似率の高さとは、「狙うキーワードに対して上位10記事が何%同じか」ということ。
たとえば
- 狙うキーワード:読書 効果
- 類似率80%のキーワード:読書 影響
なら、「読書 効果」の検索結果と「読書 影響」の検索結果は8記事同じということです。
つまり「ほぼ同じ検索ニーズなので、影響というワードも記事内で扱ったほうがよい」と考えられます。
使うツールは「ruri-co」。(無料です!)
SEO効果が期待できるので、見出しや本文で自然に挿入できる場合は使っていきましょう。
以上のデータを1箇所にまとめておき、構成を作るとき複合的に活用します。
②:ライバルサイトリサーチ
ライバルサイトを参考にする理由は、「現時点でGoogleに評価されている記事」だからです。
準備するツールは下記の2つ。
手順は次のとおり。
- 見出し抽出ツール(ラッコの抽出ツール)でキーワードを入力・見出し一覧を取得
- 全体の見出し(h2、h3)からニーズの傾向を把握し、多くの記事が使っている見出しや使えそうな見出しをマインドマップにコピペする(5位以内を優先)
- キーワードをGoogleのシークレットモードで検索する
- ライバルサイトの5〜10記事ほどを見る(見出し一覧で気になった記事を中心)
- マインドマップに必要な見出しや情報を追記していく
主にオウンドメディア(企業の自社メディア)やブログ記事を参考にし、公的機関の記事などは飛ばしてください。
ライバルサイトの内容を流し読みしながら、必要な箇所をメモします。(全て熟読する必要はありません。)
特に上位サイトの見出しや構成などから、読者ニーズを読み解くことが大切です。
当然ですが丸パクリはNG。同じ意味合いの見出しでも、文言や訴求方法を変えてオリジナリティを出しましょう。
③:質問サイトでリアルな読者ニーズを調べる
最後に、Yahoo!知恵袋や教えて!gooなどの質問サイトで、上位記事には出てこないニーズを探ります。
質問サイトは、キーワードに関する悩みを持った人が書き込むサイトです。
そのため、上位記事にはない悩みや解決策がみつかるかもしれません。
1ページだけサラッと見る程度にしておき、記事にオリジナリティを追加する目的で使用しましょう。
全てのリサーチが終わったら、読者ニーズを簡単に言語化しておきます。
例:WEBライティング 書き方
「WEBライティングならではの特性や、その書き方を知りたい。WEBライティングの細かい注意点や、記事を作る流れも知りたい。」
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3構成を作る
読者ニーズのリサーチで材料が揃ったら、構成を作っていきます。
構成を作る際の注意点は次のとおりです。
- 最初の見出しで一番の読者ニーズを満たす
(離脱されづらい) - 見出しを読むだけで流れがわかるように
(ざっと内容が把握できストレスが無い) - 読者の気持ちの変化に寄り添って作る
(読者が引き込まれる流れを作る) - ライバルサイトにないオリジナリティのある見出しを作る
(似た見出しばかりの記事には価値がない) - 前提知識の説明が必要な場合は、アンカーリンクを設置
(読者が知りたい見出しへスキップできる) - 商品やサービスの販売が目的であれば、その動線も考えて構成を作る
(自然に興味を持ってもらうことが大切) - 各見出しには、簡単に内容をメモしておく
(本文を書くときの道標になる)
以上のことに注意して、あくまでも読者ファーストな構成を作りましょう。
また、仮で良いのでタイトルを記載しておくと、目的が明確になります。
読者ニーズのリサーチ〜構成完成までの詳しい情報はこちら
内部リンク
リサーチした情報をフル活用して、納得感のある構成を作りましょう!
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4本文を書く
いよいよ本文を書いていきます。
構成をしっかり作っておけば、本文の執筆で苦労は少ないはずです。(苦労するならリサーチ不足の可能性あり)
本文は大きく分けて「リード文」「本文」「まとめ」の3つです。
執筆する順番は人それぞれですが、私は次の順で書いています。
- リード文(記事冒頭の導入文)
- 本文
- まとめ
①|リード文
「リード文は本文の要約だから最後に書いたほうがよい」という人が多く、その理由もごもっともだと感じます。
しかし、「本文を書き上げて集中力が切れそうな中、重要なリード文を書くのはつらい…」というのが個人的な意見。
構成の段階で伝えることは決まっています。なので、初めにリード文を書いてしまい、校正のときに違和感がないかチェックしたほうが効率的で負担が少ないという理由です。(やりやすい順番で大丈夫)
リード文は、記事の性質や想定読者により最適な書き方は異なります。
共通することは「読者に興味を持ってもらい、読み進めてもらうこと」です。
基本的なリード文の順番は次のとおり。
- 共感
(読者の悩みを提示し、自分ごとに感じてもらう) - 内容の要約
(端的に説明し内容を把握してもらう) - メリットとベネフィット
・メリットは得られる事実「ロボット掃除機が手に入る」
・ベネフィットは得られる具体的な価値「掃除の時間が浮いて趣味にあてられる」 - 権威性
(記事の内容に詳しいことを説明し、信憑性を高める)
その他に必要であれば入れたい要素は
- 簡易性
(簡単に実行できそうなイメージ) - 新事実
(読者が驚く新しい知識など) - 損失回避
(記事を読まないと損をする理由)
など。
読者は早く情報が欲しいので、文章は少なめにしリストなどで簡潔に書いていくとよいでしょう。
リード文のさらに詳しい解説はこちら
記事作成中
②|本文
続いて本文です。
本文は「必要な情報を適切な分量で簡潔に書くことが大切」です。
本文を書く際の細かい注意点は次のとおり。
PREP法・SDS法を使って論理的に書く
・PREP法:結論→理由→具体例→結論の順で書く
・SDS法:要点→詳細→要点の順で書く
こそあど言葉(指示語)を使わない
・「これ」「それ」「あれ」「どれ」など、読み飛ばし前提のWEB記事に向いていない
冗長表現は少なめに
・「することができる→できる」「〜になってしまいます→〜になります」など
二重表現を使わない
・「一番最初」「頭痛が痛い」「熱帯夜な夜」など
一文は60文字程度にする
・長すぎると読者のストレスになる
一見出し300〜400文字以内にする
・長いと見出しで要約できず、読者が内容を把握しづらい
箇条書きや表で見やすくする
・一目で理解しやすい
トンマナを意識する
・トーン&マナーの略。メディアのデザインやコンセプトなどの雰囲気にあわせた文章にする
適度に改行をして読み心地を良くする
・文字が詰まっていては読者の負担が大きい
クライアントワークの場合は、メディアの方針を確認して慎重に書き進めましょう。
さらに詳しい本文の書き方はこちら
記事作成中
③|まとめ
最後はまとめです。
まとめの役割は
- 記事の要点を読者に整理してもらう
- 読者に行動を促す(CTA:コールトゥアクション)
以上の2点です。
200〜300字ほどでまとめ、ダラダラ書かないのがコツ。
また、商品やサービスの販売が目的であれば、しっかりと読者に行動を促す必要があります。
WEBライティングの記事を例としたまとめの流れは
- 記事のテーマをまとめた一文を書く
「WEBライティングとは、WEB記事の特性に合わせて、読者に伝わりやすい文章を書くことです」。 - 箇条書きで内容をまとめる
・見出しで内容が分かるようにする
・結論から伝え、論理的な内容にする
・読者層に合った表現をする - 最後に実行するベネフィットを伝える
「以上を意識すると、読者の離脱を防ぎ最後まで読まれる記事が作れます」。
以上のようなイメージ。
この流れで簡潔にまとめれば、大きく外すことは無いでしょう。
step
5校正する
校正とは、文章を書き終えた後に再度全体をチェックすることです。
- 誤字脱字はないか
- 論理破綻していないか
- 記事の流れに違和感がないか
などを確認していきます。
チェック方法は
- 目視
- 音読(声に出して読み上げる)
- ツールでのチェック(有料ツールやGoogleドキュメントにコピペしてチェック)
コツは「一日置いてチェックすること」です。
書いたばかりの状態で客観視するのは意外と難しいので、次の日のチェックがおすすめ。
また、コピーチェックツールでコピペ率の確認は必ずおこないましょう。
もしGoogleにコピーコンテンツと認識されると、ペナルティを与えられる恐れがあります。
以上で記事が完成しました!
思ったより大変だと感じた人も多いでしょう。
しかし、やることは決まっているので難しくはありません。
繰り返しチャレンジすることでスピードや精度が上がり、質の高い記事が作れるようになりますよ!
次項では、クライアントワークでのWEBライティングで注意すべき点を解説しています。
ブログでのライティングとは異なる難しさがあるので、WEBライターの人には参考になる内容です。ぜひ続けてご覧ください!
【クライアントワークで重要!】WEBライティング3つの注意点
クライアントワークの多くは、メディアサイトの人間として執筆します。
そのため、メディアの意向に沿った記事を執筆しなければいけません。
クライアントから良い評価を得るためにも、ここで紹介する3つの注意点を参考にしてみてください。
①|レギュレーションを無視したWEBライティング
レギュレーションとは「執筆に関するルール」のことです。
たとえば
- 一文は80文字まで
- リード文は200字以内
- ひらく漢字の指定
など、メディアによりさまざまです。
このレギュレーションを守れていないと、修正が多く疲弊するのはもちろん、ディレクターの時間を奪う質の悪いライターと思われてしまう恐れがあります。
そのためにやるべきことは次のとおり。
- レギュレーションを読み込む
- 執筆前に毎回読む
- 執筆時にすぐ確認できるよう表示しておく
- 校正時にレギュレーションを見ながら確認する
また、レギュレーションに書いていないメディアの雰囲気もあります。(トンマナ)
メディアが公開している記事を確認し、同じ雰囲気で執筆できるようにしておきましょう。
レギュレーションは最低限守るべきラインです。一度ミスをしても繰り返さないように、メディアごとの注意点をまとめるのも効果的です。
②|読者層を無視したWEBライティング
メディアにより読者の層はさまざまなので、読者に合わせたWEBライティングが必要になります。
たとえば
- 20代の女性が見るファッションメディアなら、その年代が好む文体でワクワク感を表現
- 50代の男性が見る投資メディアなら、固い文体で誠実な印象を与える
など。
執筆メディアの記事をよく読み込み、読者層にあった書き方を習得しておきましょう。
読者層が好む表現ができると、クライアントからも「この人わかっているな」と思われますよ!
③|根拠のない情報をのせない
人が運営するメディアに間違った情報を載せると、読者のクレームからトラブルになる可能性があります。
そうなると、ライターとしての信用を失い、契約が切られてしまうことも。
世間は意外と狭いので、クライアント同士で質の悪いライターとして共有される恐れもあります。
根拠のある情報を掲載するには
- 事実と根拠をセットにするクセを付ける
(根拠を記載してないと信頼されない) - 根拠は信頼できる所から入手する
(公的機関のサイトなど) - 個人的な感想は書かない
(根拠の示しようがない)
以上を意識しましょう。
嘘情報・コピペ文・著作権違反は信頼を一気に失うので注意!
次項では「高品質な記事を書くコツ」を解説します。
「質の高い記事を作る要点」がわかる内容なので、ぜひ参考にしてください。
記事を高品質にする書き方!WEBライティングのコツ3選
ここまで解説したWEBライティングの書き方を意識しつつ、記事の質を上げるために効果的なコツを3つ紹介します。
どれも読者・クライアント・ライターそれぞれにメリットがあることなので、記事作成にご活用ください。
①|本文の要点を事前に書き込む
本文に要点を簡単に書いておくと、圧倒的に執筆しやすくなります。(PREP法、SDS法を意識)
なぜなら、箇条書きで伝える流れを書いておくだけで、横道にそれることなく簡潔に書けるからです。
たとえばこの見出しの要点なら
- 要点を事前に書くと執筆しやすい
- 横道に逸れず簡潔な内容になるから
- 例文
- なので本文の要点は事前に書き込みましょう
など。
構成を作る時点で同時に書き込むと効率的ですよ!
本文執筆で迷うと迷走しがち。できるだけ事前に固めるのがおすすめです。
②|読者ニーズと記事の目的どちらも満たす
読者ニーズを満たす重要性はお伝えしましたが、同時に記事の目的(クライアントの目的)も満たす必要があります。
その理由は「クライアントは自社の目的を達成するために記事を外注しているから」です。
例として、オンラインフィットネスのサービスを販売したいサイトの場合
- オンラインフィットネスの特徴
- オンラインフィットネスのサービス内容
- オンラインフィットネスの魅力
などを伝えるでしょう。
しかし、これだけではクライアントの目的は達成できません。
上記に加え
- オンラインフィットネスで得られるベネフィット
(自宅にいながらプロの指導で健康になれるなど、購買欲をそそる) - 通常のフィットネスジムより優れた点
(オンラインフィットネスを選ぶ理由を強固にする) - 他のオンラインフィットネスに比べて優れた点
(自社のサービスを選ぶ理由を提示する)
などを、ターゲットに最適な形で伝える必要があります。
するとサービスが売れて読者とクライアント、どちらも満足できる記事が完成するという訳です。
読者ファーストは基本。その中で自然とサービスを訴求できる流れを作りましょう。
③|ベネフィットを必ず伝える
WEBライティングにおいて、事実を簡潔に伝えることは大切です。
しかし、読者が得られるベネフィットを伝えなければ、行動に繋げられません。
リード文や本文、まとめはもちろん、見出しの終わりに次項を見るベネフィットを伝えるなども効果的です。
文章を読むのはエネルギーを使う行為なので、得られるものが無いと感じれば読まれません。
つまり「次の一文を読ませるためにベネフィットを伝える」ことが大切といえるでしょう。
動画が主体となってきた現在、文章を読んでもらうには価値を明確に伝える必要があります。「これを読むと何が得られる?」と疑問を持ちながら執筆しましょう。
WEBライティングの書き方を上達させるにはブログが最適
WEBライティングはブログを始めると飛躍的に上達します。
なぜなら「失敗を恐れず何度でもチャレンジできるから」です。
ライティングは運動のように、繰り返し書くことで上達していきます。
なので、WEBライティングについて考え続けるより、実際に手を動かす量が大切です。
またWordPressでブログを始めると、ライティングのスキルアップに加え
- メディア運営が経験できる
- WordPressの知識が身につく
- 仕事を取りやすくなる
など、さまざまなメリットがあります。
以上の理由で、ブログはWEBライターにとって必須ツールといえるでしょう。
WEBライターとしてスキルアップするなら、すぐに行動することが大切。
まだチャレンジしていない人は、ぜひ開設してみてください。
さらにブログのメリットを詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
【稼ぎに直結】WEBライターがブログでスキルアップする仕組み
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【画像つき】ブログ開設方法を紹介!ライター初心者でも簡単に始められる
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WEBライティングは読者ニーズを満たす書き方をしよう!
WEBライティングの目的は、「読者ニーズを満たすこと」です。
そのために、結論ファーストで誰にでもわかりやすい文章を意識しましょう。
また良い記事を作るために、以下の手順で記事を書くことも忘れずに!
- 読者ニーズのリサーチで必要な材料を揃える
- ニーズを満たす構成を作る
- わかりやすい文章で本文を書く
- 一日置いて校正をおこなう
今回のまとめ
- 読み飛ばしに対応するため、見出しで内容を要約し、本文は結論から伝えることを徹底する。
- 構成が記事の質を大きく左右するのでリサーチは丁寧におこなう
- ベネフィットをしっかり伝え、読者とクライアントどちらも満足する記事を作る
以上を意識してWEBライティングをおこなうと、初心者さんの中でも頭一つ抜けたライターになれるので、ぜひ実践してみてください!