この記事で分かることは次のとおりです。
- WEBライターとしてのスキル&収益がブログで向上する仕組み
- WEBライターがブログで手にする大切なもの
- WEBライターがブログ運営する際の注意点
ブログはWEBライターにとって「多くの学びがあるスキルアップツール」です。
さらに、案件獲得にも貢献する営業マンでもあります。
早い段階でブログを始めると「他の初心者ライターさんに差をつけ短期間で成果が出せる」ことは間違いありません。
「早く成長したい」「なにか差別化できるものが欲しい」という人は、ぜひブログにチャレンジしてみてください。
「まずはWEBライターの収益がブログで上がる仕組み」を解説します。
すぐに「ブログで得られる大切なもの」を知りたい人は、こちらでスキップできますよ!
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WEBライターはブログで収益が上がる!【仕組みを解説】
WEBライターの収益を上げるには、スキルアップが必須。なぜなら、スキルが上がれば良質な高単価案件を受注できるからです。
とはいえ「営業力やクライアント選びの方が大切」という人もいます。
なので、ここでいう「収益アップに必須なスキル」は「良い案件を受注し継続できる力」と認識してください。
つまり、良い案件やクライアントを見つけても「それを継続できるスキルが無いと、結果的に収益は上がらない」=スキルアップが必要ということです。
また「スキルアップ→収益アップ」の順が原則なので、スキルが無いのに収益ばかり追うのはやめておきましょう。
そして、スキルアップに必要なのは「真剣に取り組んだ試行回数」です。
いわゆる「PDCAサイクルをいかに回すか」ですね。
- Plan(計画を立てる)
- DO(実行する)
- Check(評価する)
- Action(改善する)→1のPlanに戻る
このサイクルをどんどん回すことで、単なる知識ではなくスキルとして身につきますよ!
WEBライターでいうと
- Plan(ユーザーニーズに沿った構成を考える)
- Do(執筆する)
- Check(ツールで効果測定をする)
- Action(より効果的な構成やコピーを考える)→1のPlanに戻る
このようなイメージです。
そして、ブログにはこれらを自由に実行できる魅力があります。
さらにクライアントワークとブログをかけ合わせることで、大きな相乗効果が生まれるでしょう。
成長における効果の違いをザックリいえば
- クライアントワーク→ルールの中で試行錯誤し成長
- ブログ→全て自分で決め効果測定までおこない成長
という違いがあります。
以上の理由から、WEBライターにとって「ブログはスキルアップと収益アップに貢献するツール」といえるでしょう。
次項では、ブログがWEBライターにとって「具体的にどう役に立つか」を解説していきます。
「なぜブログを始めるのか?」を明確にイメージできるので、ぜひご参考ください。
WEBライターがブログで得られる7つの大切なもの
WEBライターがブログで得られるものは次の7つ。
- 文章力
- 構成力
- 販売力
- メディア運営能力
- 高い受注率
- 積み上がる資産
- SNSの発信力
また、上記の効果を生み出すブログは「日常や考え方を綴った日記」ではなく「上位表示や収益化」を目指したブログ記事と定義しておきます。
①:文章力が上がる
ブログは試行錯誤しながら自分の文章を探索できるので、文章力アップに大きく貢献してくれます。
とはいえ、基本的な文章力はクライアントのフィードバックの方が身につくでしょう。
しかし、ブログの良さは自由度の高さを活かしたシンプルな表現力が身につくことです。
一方、制約の多いクライアントワークでは案件に最適化したライティングは身につきますが、自分なりの表現を育てることは難しいでしょう。
以上のように、ブログを書くことで「総合的なライティング力」が手に入ります。
詳しいWEBライティングの書き方はこちら。
【現役ディレクターが解説】WEBライティングの書き方のコツを紹介
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②:構成力が上がる
ブログは1から構成を作るので、顕在ニーズや潜在ニーズなどを自分で考えなければいけません。
そのため、記事の目的達成と読者への価値提供だけに焦点をしぼり構成を作れます。
そして、構成を作る流れこそ「ライターとして大きく成長できる」経験になるのです。
また「構成=マーケティング力」にも繋がるので、ブログでいろんなパターンの構成にチャレンジすることは重要といえます。
一方クライアントワークでは、構成が用意されていて執筆だけの場合もあります。
特に、初心者が受注できる案件では構成が決まっていたり、作り込まれた型通りに構成を作成するパターンが多い印象。
それでは成長が限定的です。
このように、個人ブログで頭を捻り構成を考えるのは「ライターにとって大切な構成力」を高める要因となるでしょう。
詳しい構成の作り方はこちら。
構成の作り方を4ステップで徹底解説|良い構成を作るポイントも紹介
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③:販売力が上がる
ライターにとって販売する力は大きな武器になります。
その理由は、クライアントの売上に貢献できるからです。
そのためには、セールスライティングやコピーライティングを学び、ブログで実行するのが一番の早道。
「クライアントワークでも販売できるよ!」という意見もありますが、効果測定が直接できないので、感覚をつかむのが難しいでしょう。
このような理由で、学んだセールスライティングをブログで試し、リライト・ABテストをやることが、もっとも効率的な販売力の上げ方といえます。
④:メディア運営能力が手に入る
ブログ運営をすると「メディアを立ち上げる為のスキル」が一通り手に入ります。
なぜならブログを始めると
- ブログテーマの選定
- 商材の選定
- サイト設計
- キーワード選定
- WordPressのカスタマイズ
- SEO施策
など多くのことが経験できるからです。
それに加え、実行した施策を数字で確認しながらアレコレと考える思考力も鍛えられます。
これらは、他のライターと差別化できる価値ある力です。チャレンジして損はありませんよ!
⑤:仕事の受注率が上がる
ブログをポートフォリオにすることで、仕事の受注率が上がります。
それは、ブログがクライアントにとって
- 生原稿として正確な文章力を把握できる
- 文章への姿勢や仕事への取り組みが分かる
- 実績を確認できる
など、得られる情報量が多いからです。
とはいえ「初心者の記事なんて逆効果じゃ……」と考える人も。
しかし、案件に応募する初心者ライターさんは、ブログ(Word Press)を扱ったことのない人がほとんどです。
つまり、初心者でブログを開設し記事を書いた時点で、頭一つ抜けたライターといえます。
よって「他の初心者ライターに比べて仕事の受注率が上がる」という訳です。
⑥:資産が手に入る
ブログはストック型の無形資産といえます。記事をコツコツ執筆すると
- 収益が生まれる
- ポートフォリオとしての価値が高まる
- クライアントからの信用が得られる
などの成果が生まれ、成長していきます。
また、うまく運営できると「大きな収益」を生むことも。
もし収益という意味で成果がでなくても、ブログ運営の経験は、さまざまな仕事に役立つスキルです。
そのため「何も資産が残らない」ことはありえません。
以上のように、経験・信用・収益をブーストさせるのがブログで得られる価値といえます。
⑦:SNSでの発信力に繋がる
SNSを始めた人の多くは、発信内容に困るタイミングがあるはずです。
実際にわたしも、ライターとしての発信に行き詰まることはよくあります。「毎日更新だ!」と息巻いてもなかなか難しいものです。
しかしブログを始めると、発信できるカテゴリーが一つ増えることになります。
「SNS発信はペルソナを絞り込む方が良い」とよく言われますが、ライターとブロガーは親和性が高いので、違和感なく両立できますよ!
もちろん、ブログを始めたらフォロワーが爆増する、なんてことはありません。
しかし継続発信をしやすくなるので、少しづつ効果は出てくるでしょう。
以上の「ブログで得られるる7つの大切なもの」は、ライターにとって重要なスキルです。
それをより早く得られるブログは、ライターに必須といっても過言ではありません。
とはいえ注意点もあります。
もし、WEBライターとしてブログを効果的に使いたいなら、次項の「WEBライターがブログをやるときの注意点」をご参考ください。
ブログでの失敗を防げる内容になってますよ!
すぐにブログを初めたい人はこちら↓
【画像つき】ブログ開設方法を紹介!ライター初心者でも簡単に始められる
WEBライターがブログをやるときの注意点
WEBライターのブログは、クライアントワークへ繋ぐことに重きを置いているのが特徴です。そのため、ここで紹介する3点に注意して運営する必要があります。
ブログの効果を引き出すためにぜひ参考にしてください。
質の低い記事を書くと逆効果になる
前項では「ブログを開設した時点で仕事に繋がる」といいましたが、最低限おさえておくべき品質があります。
それは
- 正しい日本語
- 違和感のない文章
- 論理破綻のない文章
などです。
あまりにも質が低いと、逆に採用してもらえない要因となってしまいます。
初めてブログを開設するのは大変だし疲れますが、執筆には十分に力を入れて取り組まないと、仕事を受注できるブログにはなりません。
個人ブログでも表現に気をつける
個人ブログだとつい感情が入りがちです。しかし、ポートフォリオとして使うのであれば、表現もクライアントを意識したものにするべき。
たとえば「ブログやらないなんて終わってますよね?」「クライアントにもうざい人いますよね!」など、品のない発言は全般的に避けた方が良いでしょう。(たとえです)
ライターは考える仕事です。
クライアントは多くのライターを見ているので「どの程度考えられた文章なのか」は分かるもの。
そのため、同じ内容でも表現に気をつけて、真摯に取り組むとクライアントに刺さるブログになるでしょう。
更新は定期的におこなう
ポートフォリオとして提出したとき、数ヶ月も更新されていなければ、継続性が無いと見るクライアントもいるでしょう。
そのため、1〜2週間に1度は更新することをおすすめします。
もちろん「初案件を獲得するためだけ」なら、無理に更新しなくても良いでしょう。
しかし、ここまで解説してきたように、ブログは多くの学びがあるツールです。
余力が少しでもあれば、習慣として継続するとスキルアップ&クライアント評価にも繋がります。
以上3つの注意点を理解してブログを始めると、質の高い学びと案件が得られるでしょう。
もし「なんか堅苦しくて気が重くなるな」と感じたのなら、次項で「ブログは単純に楽しいよ!」ということを書いているので、続けて見てくださいね!
WEBライターがブログをやると単純に楽しいよ!
ブログをやるメリットが分かっていても「仕事以外で執筆するのはキツイでしょ」という人もいます。
しかしクライアントワークの執筆とは違い、ブログは自分の思いや意見も書けるので、意外と息抜きになり楽しいものです。
それに「自分だけの練習場が手に入る」という感覚もあります。
クライアントワークで得た気づきを「ブログのこのテーマでも使えるな」など、すぐにアウトプット可能です。
また「このジャンルにチャレンジしてみたいな」というときも、ブログならすぐ始められるので時間効率も抜群。さらに案件獲得にも繋がるなんて、最高だと思いませんか?
他には、さまざまなツールが使えるようになる楽しさもあります。
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール、ruri-coなどのツールを活用できると、より質の高い記事を作れますよ!
WEBライターはブログでスキルアップを加速できる!
WEBライターは、初心者でもブログを始めるのがおすすめです。
なぜなら
- PDCAを回せる自分だけの場所が手に入る
- ブログは記事執筆に関わることはもちろん、メディア運営の力もつく
- ストック型の資産が手に入り案件獲得にも役立つ
からです。
「早くライターとしてスキルを上げたい!」という人はぜひブログにチャレンジしてみてください。
また、ブログは開設時に挫折する人が一定数いるので、下記の記事を参考にしてください。
【画像つき】ブログ開設方法を紹介!ライター初心者でも簡単に始められる
画像に沿って操作するだけで簡単にブログを開設できますよ!
WEBライターを始めるロードマップはこちら↓
WEBライターの始め方!初仕事までの6ステップを解説|未経験でもOK