この記事では
- WEBライターってどんなところがきついの?
- きつい時期を乗り越えるには何が大切?方法は?
このような疑問を解決し「きつい時期を乗り越えWEBライターとしてステップアップする方法」が分かる内容です。
参考にすると
- WEBライターのきつさを理解し対策できる
- WEBライターに大切な習慣化の技術が身につく
- ブログの大切さが分かる
- きつい時期を最短で乗り越えられる
上記のようなメリットがあります。
実際に私も初めの3ヶ月程はつらかったのですが、紹介する内容を意識しながら継続したことで「3ヶ月で1.5円の継続案件」を受注できました。
継続案件を受注できると大幅に効率がアップし収入も増加します。そのクライアント様とは1年以上のお付き合いになりますが、ライター・ディレクターとして現在もお仕事をいただいていますよ!
WEBライターのきついところ5選
WEBライターは一見すると文字を書くだけと思われがちですが、WEBに特化した文章を作る必要があります。
そのため、初心者のうちは低単価な上に時間がかかることから「挫折率が高い仕事」といえるでしょう。
ここでは「WEBライターはきつい!」と感じる項目を5つ紹介していきます。
各項目の最後に「改善ポイント」を記載しているので、ぜひ参考にしてください。
①:記事を作る=考えることだから
WEBライターが執筆する記事は、テーマに対して思ったことを書けば良い訳ではありません。
あくまでも「読者が知りたいこと」に焦点を向けつつ、クライアントの求める記事を作ることが目的です。
そのため、常に「読者はどう思うか、どう感じるか」にアンテナを張って考え続ける必要があります。
つまり「常に頭を使うので意外と疲れる」ということ。頭が回らなければ仕事になりません。
以上のことから「考えるの疲れる割にそんなに稼げない」と辞めていく人が多い職業です。
他社目線で考えるのは大変!とはいえ、深く考えていくのが好きな人には魅力的なお仕事
②:労働集約的な仕事だから
WEBライターは書いた分だけ報酬がもらえるため、ブログなどと違いすぐに収益が発生するメリットがあります。
しかし裏返すと「稼ぐために書き続けなければいけない」という事実にぶち当たり絶望することも。
とはいえ、長く続ければ単価は上がり執筆作業が楽になるのも事実。しかしそこまで継続するのが大変です。
多くの人はブログなどのストック型ビジネスに憧れ「書き続けるのに疲れた」と挫折します。
先輩ライターなどを見て、徐々に楽になるイメージを持つことが大切!
③:必要なスキルの幅が広い
WEBライターはWEBライティングができれば良い訳ではありません。
単価を上げるためには
- SEOライティング
- セールスライティング
- コピーライティング
などを身に付けなければいけません。
また上記のスキルは、それぞれ奥が深く習得するには時間と経験が必要です。
そのため、習得して単価が上がる前に「勉強しながら低単価で書き続けるの無理」とツラくなってしまう訳です。
書籍での勉強や実践を通し、地道に習得していく継続力が必要!
④:レギュレーションがきつく思ったことが書けない
これは案件次第ですが、レギュレーション(執筆のルール)がきつい案件は、慣れるまで校正にかなり苦労します。
たとえば
- ひらく漢字の指定
- 細かい表現の指定(冗長表現や断定表現など)
- 各段落の文字数指定
など。
しかもクライアントごとに内容が違い、資料を何十ページも読み込まなければならない案件に遭遇することも。
そのため、うまく管理できないと「執筆に時間がかかるし修正も多い」と病んでしまうケースも。
以上のように、レギュレーションのきつさにストレスを感じる人が多い職業です。
レギュレーションをスプレッドシートなどで管理すれば、慣れるのも早くなります。大変ですが、初心者のころは基本を身につける良いキッカケになるメリットも!
⑤:執筆に自信があっても仕事が得られるとは限らない
「良い文章を書けば仕事を貰えるはず!」という考えは通用しません。
基本的に自分で営業をする必要があり「自分より文章力がないのに仕事はたくさんある」なんてことは当たり前にあります。
そのため、文章力より営業力が大切という人もいるほど。
ライターと営業はかけ離れた印象を持つ人が多く「仕事が獲れない」と諦めるパターンはよく聞きます。
このように「文章力以外の要素が重要でイメージと違う」ところにきつさを感じる人が多いようです。
確かに営業は大変だけど、対面営業ではないので、ノウハウを学ぶと苦手な人でもチャレンジしやすい部類の営業ですよ!
紹介してきた理由により、WEBライターはきつい職業ではあります。しかし適性があれば「きつい時期は乗り越えられる」と私は思っています。
次項ではその理由を解説していくので、WEBライターの仕事に不安を感じている人は、ぜひご覧ください。
WEBライターのきつい時期は乗り越えられる理由
WEBライターは確かに大変ですが「継続すればきつい時期を必ず乗り越えられる」職業です。
なぜなら、適性は必要だけど「文章の才能はいらない」から。
「文字を書くのが苦痛で仕方ないよ!」という人は向いていませんが、そうでない人はセンスの良い文章を書けなくても「ロジカルでわかりやすい文章」は書けるようになります。
つまり
「繰り返し書き続けることができる継続力が大切」
という訳です。
また、WEBライターは学びながら収入を得られ、やれば確実に成長できるのもメリット。自分の力で収入を得られる喜びは格別です。
「継続すると確実に成長できる」ことから、諦めなければきつい時期は必ず乗り越えられる
とはいえ
「諦めないことが一番難しいよ!」
という人も。
そんな人に向けて次項では「継続するための3ステップ習慣術」を解説します。
WEBライターのみならず、継続力を手に入れたい人はぜひ参考にしてください。
WEBライターを継続するための③ステップ習慣術
前項では「WEBライターは継続するだけできつい時期を乗り越えられる」とお伝えしました。
そして、そのために大切なのは「習慣化の仕組み作り」です。
習慣とは「日々当たり前にできること」を指しますが、簡単ではありません。
続ける理由を明確にし、仕組みを作ることが大切。
ここでは、その仕組み作りを3ステップで解説していきます。
step
1WEBライターを続けて得られるものを明確にする
まずは「継続の先に得られるもの」を明確にしていきます。
なぜなら、一時的な興味や思いは長続きしないものだからです。なので、あなたが「WEBライターを継続した先に得たい結果」を明確にしましょう。
たとえば
- 「いつでもどこでも仕事ができる自由を手に入れたい!」
- 「仕事量を自分で調整して家族を大切にできる生活がしたい!」
など。
もちろん途中で変わっても良いですし、ありきたりなものでも構いません。
「精神論か…」と感じるかもしれませんが、それが継続の原動力になります。
まずは継続のための目的を明確にする!「自分の得たいもの」を明確にイメージしてみよう!
step
2ロールモデルを作る
ここでいうロールモデルとは「参考にする人物像」のことです。
ロールモデルと聞くと、ある特定の人物をイメージすることが多いかと思います。
しかし私は「自分の目的を達成できる人物をイメージし、その理想像をロールモデ
ルにする」方が良いと思っています。(武井壮さんのようなイメージ。理想とする強い男像を自分で作り上げている)
なぜなら特定の人物だと
- 「時間が経つにつれイメージにズレが生じる」
- 「良くない部分も影響を受けてしまう」
からです。
なので「人柄・考え方・対人関係・仕事への姿勢」などを最適化したロールモデルを自分で作り出し、それを行動指針にするとより効果的なロールモデルが作れるでしょう。
ちなみにロールモデルを作るときは「Xmind」という無料のマインドマップがおすすめ。作成数の制限がないので、構成作りにも重宝しますよ!
ナチュラルな自分で物事を継続するのは難しい。ロールモデルの力を借りて、理想とする自分を憑依させよう!
step
3日常や仕事に反映させる
ロールモデルができたら、日常や仕事をするときの意思決定に反映させます。「ロールモデルならこんなときはどうするだろう」と、ナチュラルな自分ではなく、ロールモデルとして物事を判断するクセをつけましょう。
すると、理想像に近い行動や発言をするようになり、自分と同化していきます。
少々危険な方法に感じる人もいるかもしれません。しかし「それくらい習慣化は難しい」ということです。
とはいえ、それが大きなストレスになるのなら「仕事中だけロールモデルになりきる」など、ピンポイントで使っても良いでしょう。
ロールモデルを日常的に意識して、自分に馴染ませていく。すると、少しずつ自分の行動に変化が生まれてきますよ!
これでWEBライターを継続する土台ができました!しかし、むやみに執筆するだけではいけません。
より早く成長し、つらい時期を乗り越えるためには「ブログの開設が必須」です。
次項では、ブログ開設がなぜそれほど重要なのかを解説していきます。
WEBライターはWordPressブログが必須!【きつい時期を早く抜けられます】
まず前提として、ここでいうブログの主目的は「収益化ではなくポートフォリオ」です。
とはいえ、適当に書いて良い訳ではなく、ある程度サイト設計をした上で、クライアントにスキルを証明できるようなサイトにする必要があります。
また、WordPressである理由は「国内シェアが8割以上」だからです。出典:PR TIMES
そして、ブログ開設が必須といえる理由は
- 初心者でもポートフォリオとして使える
- WordPressを扱えることが証明できる
- 構成・執筆・画像選定・装飾・記事の公開ができるようになる
- サイト運営者の感覚が身につく
- 試行錯誤する場所が手に入る
など。
上記のような「初心者ライターが仕事を獲得するための必須項目」が手に入るのはブログしかありません。やらない理由が無いので、長期的にWEBライターとして活動するなら、ブログには必ずチャレンジしましょう。
一番のメリットは「文字単価1円レベルの案件が圧倒的に獲得しやすくなる」ところ。ブログがあればクライアントも発注しやすいですよ!
とはいえ、ブログの開設で挫折する人も一定数います。
下記の記事を参考にすれば「画像や図解を見ながら操作するだけで簡単に開設できる」ので、まだブログを始めていない人は参考にしてください。
【画像つき】ブログ開設方法を紹介!ライター初心者でも簡単に始められる
続きを見る
「WEBライターがブログでスキルアップする仕組み」を知りたい人はこちらをご覧ください。
【稼ぎに直結】WEBライターがブログでスキルアップする仕組み
続きを見る
次項では、ブログ開設以外の「きつい時期を乗り越える方法」を解説していきます。効率よくつらい期間を乗り越えたい人は、ぜひ参考にしてください。
WEBライターのきつい時期を乗り越える6つの方法
前項までの結論は「ブログを開設してライター業を継続すれば解決する」とお伝えしましたが、効率よくきつい時期を乗り越えるには、努力の仕方も重要です。
ここで紹介する方法は次の6つ。
- 勉強は程々にする
- 興味のある案件に応募する
- ルーティン通りに行動する
- 記録を取る
- 一緒に頑張る仲間を見つける
- スクールで効率よく学ぶ
それでは解説していきます。
①:勉強は程々にする
初心者の頃は特に、勉強は程々にしておいた方が良いでしょう。
なぜなら
- 「勉強にリソースを使い過ぎて行動できない」
- 「行動に移さないと勉強した内容が定着しない」
からです。
私の例でいうと
- 書籍を3冊熟読
- ブログ開設
- 3記事執筆
- 案件応募
という流れで文字単価1円を初月から獲得できました。
WEBライターは、勉強しようと思えばいくらでもできる職業なのでキリがありません。
「まずはここまで」というセオリーもなく、初心者は勉強ばかりに目が行きがちなので要注意。
基本的な文章の書き方と、簡単なSEOの知識を入れたら「すぐにブログ執筆→案件応募」に移行しましょう。
初心者は本を読むより実際に案件を受注する方が成長するため勉強は「書籍を数冊とSEOの基本」程度にしておき、ブログ執筆や案件受注に力を入れる
②:興味のある案件に応募する
初心者WEBライターは「興味が無い低単価案件」で疲弊しがちです。
私も始めは「レギュレーションが細かく執筆以外の作業量も多い、文字単価0.9円の案件」でかなり削られました。時給に換算すると500円以下だったと思います。
とはいえ、WEBライターを始めたばかりの初心者なら誰しも通る道。その負担を少しでも軽くするために、興味のある案件に応募することが大切です。
もしあなたがアウトドアが好きなら、他の案件より単価が安くてもアウトドアの執筆を選ぶべきです。それほど興味がない案件のリサーチ・執筆は辛いものとなります。
成長するために投下する時間は「興味のある案件」に使う方が継続の負担を減らせる!
③:ルーティン通りに行動する
人は判断するのに多くの体力・精神力が必要といわれています。そのため、意思決定のいらないルーティン通りの生活をすることが大切。
たとえば、スティーブ・ジョブズはいつも同じスタイルで服を選ぶ負担を減らしていましたね。
私の例でいうと
- 起床時間・作業時間・休憩時間
- 朝と昼に食べるもの
- 夜間はインプット
- 作業はポモドーロ
- 休憩中は極力目を閉じる
- なにか閃いたらすぐにメモする
などざっくり決めています。
ルーティンに慣れてくると「時間通りに行動することが当たり前」になり継続しやすくなります。
もし副業ライターさんの場合は「早朝作業」のルーティン化がおすすめ、仕事終わりは体力も残っていないので、頭が回る本業前に作業をしましょう。
ルーティン化すると「作業に入るとき意思の力がいらない」ので継続につながり、結果的にきつい時期を乗り越えやすくなる
④:記録を取る
執筆時間や受注した案件数を記録しておくことも大切。
その理由は「積み上げてきた記録を見ると、人間は続けたくなる」からです。
これには心理学や行動経済学でいう
- 始めると続けてしまう「一貫性の法則」
- 継続した時間を無駄にしたくなくて続けてしまう「サンクコスト効果」
などが働いています。
方法は「カレンダーに書き込む」「日記を書く」などなんでもOK!
人間が無意識に影響を受ける部分なので、きつい時期にとても効果的ですよ!
きつい時期を乗り越えるためには、作業時間や受注数を記録して「継続したくなる心理効果」を利用する
⑤:一緒に頑張る仲間を見つける
WEBライターは孤独になりがちな職業です。基本は自宅で作業するので人と会うことは少なくなります。そのため、能動的に関わらないと、一緒に喜び合ったり成果を報告したりできる仲間ができません。
もちろん「人間関係がイヤでWEBライターになった」という人は無理をする必要はないでしょう。しかし、一人で書き続けるのは想像以上に過酷なので、仲間を見つける方が精神衛生上よいといえます。
そしてWEBライター仲間を作るには、Twitterやオンラインサロンを使うのが一般的です。もし絡むのがいやであれば、共感できる人の発信を一方的に見ながら仲間認定するのも有り。
とにかく「人との繋がりを感じられる状況」を作ることが重要です。
またうまくいけば「仕事を受注できる」という副産物も生まれるので、チャレンジして損はないでしょう。
「心身の健康」「継続の支え」として、仲間をTwitterやオンラインで見つけよう!
⑥:スクールで効率良く学ぶ
「とにかく時間が惜しい」「最短で結果を出したい」という人は、スクールで学ぶのも良いでしょう。とはいえ「WEBライターにスクールはいらない」という人もいるかもしれません。
確かにスクールが無くても学習できますが、効率が圧倒的に違うだろうと感じます。私も資金に余裕があったら間違いなく受講していました。
スクールがおすすめの理由は
- 学習効率が良いので「時間をお金で買える」
- 成長のためにはプロからの添削が効果的
- スクール内で仕事を受注できる可能性がある
- ライタースクールはそれほど高額ではない
など。
私はスクールには通っていませんが、自己投資にお金を使うことは惜しんでおらず効果も実感しているため、資金に余裕がある人にはおすすめです。
そして、私が信用できると思うスクールは
沖ケイタさんが代表の「編集プロダクション沖プロ」メンバーが講師を務める「Writing Hacks(ライティングハックス)」
ライターとしての考え方から仕事の取り方まで「77本の動画と無制限質問サポート付き」という充実したコンテンツで学習できる豪華な内容。
価格は69,800円。コンテンツ量が多く卒業後に仕事の共有もあり、個人的には安いと感じます。
詳しくは下記の公式ホームページを確認してみてください!
Writing Hacks(ライティングハックス)
スクールは「時間と経験をお金で買える」ため、最短で結果を出したい人におすすめ!
WEBライターは必ずきつい時期を乗り越えられる!【才能はいらない】
WEBライターは、日々勉強しながら考えつづける必要があり、想像よりきつい仕事です。しかし「効率的なスキル習得」と「地道な継続」を意識して挑むと、きつい時期は必ず乗り越えられます!
ポイントをまとめると
- 継続のために仕組みを作る
- 地道にスキルを溜めつつ作業を継続する
- ブログを開設して案件を受注しやすい状態を作る
- 「きつい時期を乗り越えるための方法」を参考に行動する
上記を意識して取り組めば、必ずきつい時期を乗り越えられます!
また、ブログは面倒で後回しにする人が多いので、早めに開設しておきましょう。もっともコスパ良く学習と経験が手に入り、案件受注に繋がるので必須ですよ!
【画像つき】ブログ開設方法を紹介!ライター初心者でも簡単に始められる
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